月組日曜参観
最後は、幼稚園最後の日曜参観、月組さんです。広いスペースを必要とするため、月A組さんは、保育室、月B組さんは、本堂ホールで行いました。
何より楽しい親子ゲームや、つながり遊び。お父さん方も結構、やる気を出して、参加していただきました。子どもたちは大喜びです。これは、次から次へ、じゃんけんをして、5回勝ったお友だちから、座っていく「キング・オブ・キング」というジャンケンゲーム。みんな必死で走り回っています。
こちらは、「ばけくらべ」というきつねとたぬきにわかれて遊ぶゲームです。お父さんたちにも、なりきってやっていただいています。(ありがとうございます!)
さあ、今日のお楽しみ、「陶芸に挑戦!」~箸置き作り~です。お父さんの大きな手と皆の小さな手で力を合わせて、2つ作ってみます。相談しながら、子どもの作りたいように、お父さんが腕前を発揮・・・いろんなスタイルでOKです。
「ちょっと、大きいかな?」「千事務らしいから、大丈夫」「これ、○○にみえるかなあ(笑)」「見える!見える!」会話が弾みます。
「こうして、こうして、ゆっくりくっつけよう・・・」「わああ、○○ちゃんのすごいね」「そちらもよくできてるよ」お互いに刺激し合って・・・。
このとおり、できあがりました。みんな、がんばっていますね。表情があって、なんだか、命があるみたいです。焼きあがりが楽しみですね。蒲池窯の先生に焼いていただきます。
作品ができた人は、お父さんから、絵本を読んでもらいます。やはり、虫の図鑑、ユニークな絵本、動物の物語、心なしか手にとられる絵本もお父さんらしいものをセレクトされるようです。お母さんもうれしいけど、お父さんもうれしい。そんな、子どもたちの声が聞こえてきそうです。
こちらは、歌やリズム合奏のプレゼント。月組さんになって、ますます頼もしくなってきました。いっぱい拍手をいただいて、さらに自信をふくらませたことでしょう。身体も心も、日々たくましくなり、好奇心や挑戦意欲もどんどん増してくるこの一年。日々の幼稚園生活を存分に楽しみながら、「ぼく・わたし」の自分らしさをつかんでほしいと願っています。ご家庭の温かさが、心の基地となって、新しいことに挑戦したり、うまくできなくても根気強く取り組むこと、命あるもの・自然・周囲の人々に感謝や思いやりを持つこと・・・日々、いろんなことが育つこの時期。共に子どもたちの成長を応援していきましょう。
朝は、曇っていたお天気も、帰る頃になり、残念ながら、雨模様となり、お迎えの車のお母様方も大変で、足元も悪かったことと思います。さまざまなご協力に感謝いたします。雨模様のなか、お迎えを待たれるあるお父さんとお子さん・・・ふと近寄ると、「♪あめあめふれふれ、かあさんが、蛇の目でお迎え、うれしいな・・・」とお父さんが歌声が、聞こえました。本当に胸が温かくなりました。崩れたお天気に困る様子も見せず、その状況を楽しむ、温かい気持ちに心が温かくなりました。こういうふとした瞬間に、子どもの心は動き、そして育つものだと思います。有り難い場面に恵まれたものでした。
今後も、幼稚園教育にご理解とご協力のほどお願い申し上げます。ありがとうございました。