先週のはじめ、はな組さんつぼみ組さんが、柳城公園（日吉神社）へ、お散歩＝園外保育に行きました。

出発前に、園長先生から、「気をつけて行ってきてくださいね。お散歩の途中に、どんなたのしいことがあるかな？」とお話。

まずは、幼稚園の裏庭の林を抜けて、外の道路へ・・・。まだ、もみじも紅葉していませんね。

いよいよ大きな道路へ。はな組さん（3歳児）たちが、つぼみ組さん（2歳児）を挟んで手をつないでくれています。はな組さんたちが、お兄さんお姉さんに見えますね。頼もしい・・・！

公園に着くと、動物さんたちがいっぱい。うさぎさん、にわとりさんが、たくさんいます。みんな、興味しんしんです。

神社の前では、みんなでお参りを。可愛い手を合わせます。

そして、みんなでおやつ。おせんべいをいただいています。小さなお菓子でも。みんなで外で食べると、なぜか美味しいね。

つぼみ組さんたちが前に並んで、？？？。みんな、すっかり仲良しになりました。また行こうね！みんなでお散歩へ。

幼稚園の裏のお寺のお庭に咲いている秋の草花です。

これは、秋明菊です。真っ白な花びらに、黄色い花芯がかわいらしく、すっくと立った立ち姿が趣深いですね。ぽっくりとまん丸いつぼみも愛らしいものです。

花の匂いに誘われて、ミツバチさんもやってきました。

こちらは、ホトトギス。不如帰、時鳥、杜鵑草・・・いろんな漢字が当てられていますが、秋の風情にあふれる、お花です。よくよく形をみてみると、ふしぎな形をしています。鳥が飛んでいるようですね。これから、まだまだ多くの秋のに出会いがあることでしょう。身近な自然を見回し、秋さがしをしてみるのもいいものです。お天気の良いお休みの日など、親子で、お散歩などいかがでしょう。

畑の準備が整い、月組さんが冬野菜の植え付けを行いました。

これは、3種類のレタスです。可愛い苗ですね。

間隔をあけて、ふかふかの土の中に植え付けていきます。

これは、ほうれん草の種かな？こんな可愛い種に、すごい力がつまっているのですね。不思議です。

「このへん、このへん・・」

そーっと、そーっと、願いをこめて。早く芽を出してね。みんなで、お水をあげて、おひさまの光を、お願いしましょう！

柳川幼稚園には閻魔様がおられます。閻魔様（えんまさま）は、人が死んだあと、地獄に行くか極楽に行くかを決める（審判する）仏様のお一人です。幼稚園の園歌にも出てくるえんまさまは、子どもたちにとっても近しい存在で、悪いことをすると閻魔様が見ておられるよ、と声をかけることもあります。そこで、えんまさまの絵を描いてみることにしました。
えんまさまの前に行って、よく見ながら描きます。絵を描くということは、ものをよく見、知るということです。大きなお口、金色の歯、冠、お腹のところの服には竜が描いてあります。よく見るといろいろな特徴に気付きます。

こわいお顔の閻魔様ですが、子どもたちの描くえんまさまの愛らしいこと。えんまさまの前には、悪いことをするとなんでも映し出される鏡、横には地獄の入口で待っている、怖い奪衣婆（脱衣婆）さんがいます。

教室では、地獄絵図をみました。ちょっと（かなり）怖い絵でしたが、地獄の様子がよくわかります。のこぎりで切られたり、あぶり殺されたり、針の山に登らされたり、まさに地獄です。子どもたちは息をのんで説明を聴いていました。悪いことをすると、こんな目に会います。人を殺したり、盗んだり、うそを言ったりしないようにしなくてはいけませんね。大きくうなずく子どもたち。悪いことをすると、罰があたり、地獄に行く、子どものころにそんな考えにふれることも、よい経験だとお考えます。

仏教の幼稚園である本園は、お念仏などの直接的宗教教育はしませんが、仏教の持つ倫理観や、道徳、ひととして保つべき道について、行事やこのような製作の機会に、触れさせていきたいと考えています。

果物を大きい順から並べてみました。何に見えますか？これは果物の家族です。

では、パイナップルは？「おとうさん！」メロンは？「おかあさん！」りんごは？みかんは？レモンは？「おねんちゃん、おにいちゃん、ぼく、わたし、あかちゃん」　果物を家族に見立てて描く、果物家族の絵を描きます。パイナップルがお母さんでも、りんごがおばあちゃんでも自由にどうぞ。

果物にはそれぞれお顔を描いて、色を塗ります。右手側に絵の具が来るようにした、幼稚園では風車と呼んでいる、体系です。可愛い家族ができていました。