先週の日曜日、生活発表会が水の郷ホールで行われました。
はじめに園長からご挨拶。子どもたちの明るい歌声とリズムで、ひと足早い春風を呼び込みましょう。皆様の温かい拍手で、ドキドキしてステージに立っている子どもたちを包み込み、目と耳と心でお聴きください…。
最初に演奏するのは、一番小さな満3歳児(4年保育)のつぼみ組さん。
ピアニーや、カスタネット、タンブリンを、上手に演奏していました。幼稚園で一番小さいつぼみ組さんたちですが、集中力や頑張る力は、大きなお兄さんお姉さんにも負けていませんよ。
小さな体で、一生懸命歌う姿は、本当にかわいくて、見ているだけで思わず笑顔になります。園生活で親しんでいる「ともだちパレード」、「お花がわらった」や「ぶんぶんぶん」など、拍手をたくさんいただきました。
次は年少さん花組です。折り紙で作った赤い蝶ネクタイは、柳川幼稚園生活発表会の定番です。かわいさが増しますね。
基本となるリズムをうまく組み合わせて、「鉄腕アトム」や「ハイホー」など、素晴らしいアンサンブルでした。みんな一生懸命です。
さあ、次は、合唱です。「何でもみるぞ~」好奇心いっぱいの今のみんなの心情を素直に元気に歌いあげます。
絵本「大きなかぶ」より「大きなかぶをぬこう」小さな音楽劇です。なかなかぬけないかぶを抜くのに、おばあさん、ねこさん、らいおんさん…ウルトラマンまで手伝いにやってきてくれます。かわいいみんなのしぐさです。
最後は、「ゆきだるまのまほう」冬が好きになるようなすてきな歌です。自分で作ったゆきだるまにかくれんぼ。
次は、年中組星組さんです。心も体もぐんと大きくなってきたこの頃。演奏にもたくましさが表れています。
「ドレミのうた」は、鍵盤楽器(ピアニー)の教材として、5本の指を柔軟に使えるようになってきた年中児にピッタリの曲です。
今年の夏の映画で流れていた「ひこうき雲」。キーボードのメロディを包み込むように。みんなのピアニーでオブリガートをつけてみました。元気いっぱいだけでなく、やさしい演奏もできるようになった星組さんです。
合唱の歌声は、とってもはつらつと大きな声で、聴いているこちらも元気にさせてくれます。「わらいごえっていいな」や「まほうのとびら」。おじいちゃんおばあちゃんもご存知の「野に咲く花のように」は、客席の皆様も穏やかな空気に包まれました。
「手のひらに太陽に」では、子どもらしいはつらつとした躍動感あふれるリズム。
優雅な雰囲気も表現できるようになった成長を感じる「渚のアデリーヌ」名曲です。そして、みんな大好きなスマップの「JOY」それぞれの楽器の特性を生かし合い、ピッタリと息の合った最高の出来栄えでした。一人ひとりの力を生かし合って、音楽は作られるものだと、改めて感じさせてくれました。
合唱では、一曲一曲の持つメッセージ性も、心に感じながら、伝える喜びも感じられるようになった月組さん。「みんなを浴びながら」「omoiyariのうた」は、人と人がつながり合って、支え合って、生かし合いながら生きていく喜び、大切さを表現。
「日本のうたメドレー」心に響く温かいメロディーが、みんなの純粋な歌声にのって、心に届きます。
いよいよ、一年生になる希望と夢いっぱいの月組さん。きっと、力強く、それぞれの初めの一歩を踏み出せるものと信じています。
保護者のみなさま、祖父母のみなさま、お忙しいところ、ご来場いただきありがとうございました。皆様の温かい拍手とエールをいただき、子どもたちも、達成感と自らの成長の喜びを感じることができたことと思います。温かい希望の春に向かって、みんなでさらに大きくなっていきましょう。