3月14日、第66回卒園式が行われました。
ホールの入り口で、花いっぱいのポスターがみんなをお迎えします。
ガーベラのかわいいコサージュをお母さんたちに準備していただき、それを胸に、りりしいつき組さんたちが入場し、着席。
いよいよ開式しました。卒園証書授与のお名前をひとりひとり呼ばれるのを、小さな胸をドキドキさせながら、待っています。
園長先生から、ひとりひとりに授与される卒園証書。
まっすぐにまなざしを合わせて、「おめでとう」「ありがとう」とはっきりしたお声で受け取ります。とても、頼もしく、大きな成長を感じられる瞬間でした。
園長先生のお話。入園したての頃のみんなのことを思い出すと、大きな大きな成長があったこれまでを振り返り、これからのみんなの未来に温かいエールが送られました。
「お別れのことば」在園児代表のほし組さんと向かい合って。
「思い出のアルバム」は、先生方と一緒に、掛け合いながら歌います。これまでのみんなの表情がよみがえり、涙をこらえながらの先生たち。
卒園児保護者代表のお母さまより、謝辞。ありがたいお言葉をいただきました。子どもたちとの出会いだけでなく、お家の方々との出会いも、幼稚園の宝物です。こちらこそ、さまざまなご理解・ご協力ありがとうございました。
3月はひなの祭りでにぎわう柳川の街。卒園式が終わると、さげもんが飾られた、お寺のお座敷に会場を移し、お茶会の始まりです。
美しい日本の式をあらわす、伝統的な御干菓子。桜の花と蝶々をかたどった御干菓子が用意されています。
お家の方々に、お菓子を召し上がっていただいた後に…
子どもたちが、心を籠めて点てた薄茶を、お家の方のもとへお運びします。
静かな空間・時間の中で、言葉には出さずとも、感謝の気持ちは伝わっていきます。
心を合わせて、真の礼。
おうちの方々も、わが子の成長を喜びながら、感慨ひとしおだったことでしょう。
さあ、緊張した式やお茶会が終わると、待ちに待った謝恩パーティーの始まりです。
おいしいおごちそうとお菓子・ジュースに囲まれて。
ちの出し物は、みんなが発表会で合奏した「JOY」一生懸命演奏しました。みんな、アンコールありがとうね!
最後のパネルシアター。楽しく見てくれて、ありがとう。
おうちの方々の出し物。「ピンク帽子のドレミファソ」みんなの園生活をふりかえり、すばらしい替え歌に、子どもたちも先生たちも感動しました。
ひとりひとりの先生方も、登場し…涙があふれてきます。
最後は、つき組さんたちのうたのプレゼント。
ひとりひとりのお顔、表情を忘れないように、しっかりと胸に刻みます。みんなの歌声は、本当にのびやかで、純粋で、明るくて、ずっと忘れません。
生まれてきてくれてありがとう、幼稚園でのすべての出会いに感謝。そんな気持ちにさせてもらいました。
最後に、すべての先生に握手して、言葉を交わし、花束をいただきながら、お別れです。
これからのみんなに、明るい希望の未来が待っています。また、きっと遊びに来てください。ずっとずっと応援しています。自分の夢に向かって、ほんとうの「ぼくになる」「わたしになる」…はじめ一歩を歩き出してくださいね。