ダンゴ虫
この時期、園庭の隅にはダンゴ虫がいっぱいいます。花壇の中、葉っぱや植木鉢の下。触ると丸くなるダンゴ虫が、子どもたちは大好きです。
小さなバケツや、虫かごにダンゴ虫を採集しています。手に這わせたり、突っついて丸くしたり、ダンゴ虫には昔からこどもの心をとらえる何かがあります。
そこでダンゴ虫の絵本や図鑑を読んだりして、ダンゴ虫の絵を描くことにしました。理事長先生からダンゴ虫の話や、上から見たり、横から見たりしたところや、丸くなったところ、触覚や足、いろんな特徴を教えてもらい、描いていきます。
絵画制作では、なるべく子どもたちの「よく知ってる」身近なものを描くようにしています。子どもは見たものを描写する(写生)のではなく、知っているものを画面にあらわす(表現する)のだと思います。