柳川幼稚園NEWS

柳川幼稚園のサイトへ

ピカソ&ミロ

子どもの絵がとても素晴らしい表現活動であることを認められるようになったのは、近代以降のことです。それは、近現代の新しい表現活動を生み出した画家たちの出現と重なります。いいかえれば、これらの画家たちと子どもの絵には多くの共通性があるともいえます。 今日はそんな画家のひとり、ピカソの絵をつき組さんに鑑賞してもらい、ピカソが描いたにわとりの絵を模写してみることにしました。

ピカソの画集を子どもたちに見せています。子どもたは、大人のように「よくわからない?」などとは思わず、素直によく見ていたのが印象的でした。様々なつぶやきも聞こえてきます。

鑑賞した後、ピカソが描いたにわとりの絵を、横に置き模写します。どちらがピカソかわからないぐらいです。どちらも天才ですからね!

12色のパステルで描いていますが、それ以上の色味を感じます。模写教育は美術の効果的な教育方法のひとつでしたが、現代では比較的敬遠されがちです。時にはありだと思います。

こちらも20世紀を代表する画家のひとり、ミロの絵を、年中さんが模写しています。子どものような絵を描けるミロ、ミロのように描ける子ども。どちらも素敵です。

 

 

 

2014年12月8日