柳川幼稚園NEWS

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ミニ講座「竹ひごまり作り」

今日は、保護者会主催のミニ講座の日でした。

今日は、手芸「竹ひごまり」です。柳川の街は、さげもんめぐりで、にぎわい始めました。私たちも、何か一つでも作ろう・・・!と、たくさんのお母さんたちが参加。

 

さあ、始まります。かわいいちりめんの布5×5を、発砲スチロールのボールにボンドでつまみながら張り込んでいきます。爪楊枝が大活躍。はみ出したきれをハサミで切って、手でコロコロとかわいがるようにころがし、なじませていきます。

きれいな色の生地に赤ちゃんたちも、じーっと見つめています。出来上がったら、竹ひごに通していきます。

 

頑張った皆さんで、記念写真です!

教えて下さった、ハラダ糸店の原田さん、ご指導ありがとうございました。

子育てに追われ、なかなか手を動かす時間も少ないお母さま方、と思いますが、今日は、出来上がった竹ひごまりを手に、充実感いっぱいで、ティータイム。お話も弾み、素敵な一日になりました。

お家で飾って、ちいさな春を呼び込みましょう。

 

2015年2月19日

お茶の時間

春らしいお干菓子です。うぐいすや蝶々、右下の四角いお菓子は、菜の花畑。

卒園式の後に、お家の方に感謝の気持ちを込めて、お茶会を開き、御抹茶を点ててお運びするつき組さん。

卒園の日も近づいてきましたので、練習です。

練習では、お友だち同士で点てたお茶を、最後まで、飲み干します。

しんけんですね。静かな静かな時間が流れます。

真の礼のおけいこです。「お点前頂戴いたします」「どうぞ、おあがりください」「ごちそうさまでした」「どういたしまして」・・・と、心の中で、感謝の気持ちを好感します。言葉に出さず、心の中で、自分の気持ちと向き合い、心を込めてお茶を点て、差し上げる、という誠実な行為で、その気持ちを伝えます。

入園したての頃のつき組さんたちのあどけない姿を思い出すと、こんなに静かな時間を楽しめるようになったのだなあ、と感慨深いものがあります。

卒園、進級、入学、、、と、うれしい中にも慌ただしい日々となりますが、一日に一回でも、静かな時間が持てるといいですね。

卒園の日のお茶会も、すべての出会い、子どもたち一人一人の成長をよろこび、感謝の時間となることを願います。

 

 

 

 

お散歩

今日は、朝から曇っていた空から、晴れ間が広がった10時頃から、全園児のお友だちが、外へ出て、集まってきました。今日は、みんなで、日吉神社へ。日吉神社の大きなおたふく様に会いに、そして、途中の道々で、春を探しに・・・。

 

初めは、クラス別に集まったのですが、すぐにチーム別に集合して、大きい子(ほし・つき)と小さい子(はな・つぼみ)二人でペアになって、お散歩に出発!

まず、歩き始めると、すぐに、清楚な香りの水仙が咲いていました。みんな花を近づけて「いいにおい~」

西門から、出ます。小さい子に大きい子が付いてくれるので、頼りになります。

さあ、みんなで、横断歩道を渡ります。「あわてないで、でも急いで、左右をよく見て」

途中で、こんな大きなはたらくくるまにも会いました。おじちゃんたちが作業をやめて「いってらっしゃい」と声をかけてくださいます。「すごいね、大きいね」

伝習館の野球場の横の散歩道。柳の芽も少しずつふくらんできました。

ふと見上げると、きれいな紅梅が開きかかっています。

その紅梅の横の橋は、ウグイス橋。その下には、ウグイスの鳥の絵が。ずっと、この遊歩道には、ところどころに、このような鳥の絵が埋め込まれています。ツグミ、しらさぎ、ツバメ、、、。

ほら、ツグミ橋。

子どもたちは、時々あらわれる鳥の絵を探しながら、進みます。

川下りのお客様。微笑みを交わしあいます。

みんな、もうすぐだよ。

「あっ、Fせんせいだ~!」さくらんぼクラブのスタッフの先生を見つけて、手を振ります。

これは、とがっているね。そう、からたちのとげです。

今日は、温かかったので、川下りも気持ちいいでしょうね。

日吉神社の裏には、きれいな真っ赤な椿の花が、いっぱい咲いていました。

いよいよ、おたふく様の近くに。

とても柔らかな笑みのおたふく様。幸せそうなお顔立ち。

今日は、お願いして、境内に入らせていただき、みんなで参拝させていただきます。

立派な注連縄ですね。

みんなで、お参りします。心の中で、みんな、何をお願いしたのかな?「みんなが元気ですくすく成長しますように」

しっかりお参りできました。

そのあとは、うさぎさんややぎさん、にわとりさんの所へ。

みんなそろって、楽しいお散歩でした。立春も過ぎ、これから、日ごとに春めいていくでしょう。また、みんなで春探しのおさんぽに出かけましょうね。

ご家庭でも、お休みの日には、歩いてお散歩されてはいかがでしょう?きっと、何か素敵なものと出会えるでしょう。

 

 

 

2015年2月12日

小学校へ体験入学

この時期になると、月組さん(年長組)は、この春入学の新一年生として、 体験入学にご案内していただき、各小学校に行ってきます。ある小学校での様子をご紹介します。

「わあ。ウサギがいるよ」「かわいいね」

いろんな学年(1年生~6年生)の教室を見学したり、保健室やランチルーム、図書室などの特別教室に入ってみたり・・・初めての小学校に、みんな目を丸くして、期待でいっぱい!ここでは、小学校のお姉さんたちにみんなの大好きな絵本「ぐるんぱのようちえん」を読んでもらいました。小学校での楽しみが増えるように、との計らいでしょうか?「つづきは、入学してからね!」と、夢いっぱいの終わり方。

さあ、新しい世界が、目の前に広がっていますよ。月組さん!残りの幼稚園生活を思い切り、楽しく過ごしましょうね。

 

 

2015年2月9日

作品展めぐり

作品展が終わって一週間。まだまだ、子どもたちの創作意欲は続いていて、空き箱製作にさかんに背を出している子どもたちです。

さて、作品展の次の週は、クラスのお友だちと一緒に、他のクラスの作品を見てまわりました。

「わあ~、じょうずだね~」「これ、大きなかぶじゃない?」

「これ、なんだかわかる?」「お兄ちゃんたち、すごいね!」

「このくれよんくん、川の中で、おぼれてるよ~」…泳いでるんですよ(笑)「あのくれよんくん、こっちむいてるよ」…くれよんくん、ひとりひとりに命を感じている子どもたちです。

「あのかいじゅう(りゅう)が、あそこの絵の中にもいるよ!」「ほんとだ~」

「この鳥(カナリア)、きれいに並んで飛んでるね~」

「いらっしゃいませ~」

「これ、下さ~い」

 

お家の方と、作品展当日、お家の方々と見てまわる時の、みんなの顔は、「これ、ぼくのだよ」「わたし、これ作った!」と得意気でした。中には、他のクラスから、お家の方を案内して、「自分のクラスは最後に見てね」と、一番おいしいものを最後に楽しみながら食べるような気持ちで、誇らしげに案内していたお友だちもいました。お家の方々も、目を細めながら、じっくりとご覧いただいていました。

クラスのお友だちや先生との作品展めぐりも別の感覚で楽しかったようで、つき組さんが、自分より年下のクラスの作品群を見て、「ああ・・・これ、昔したね~」「なつかしい~」(…昔って、何年前かしら?)自分自身の経験を振り返る機会にもなっていて、ほほえましかったです。また、空き箱製作を見て、たくさんのお友だちが、「これ、わたしが持ってきたカップ!」「この箱、うちから持ってきた」となどと、一つの箱やカップにも愛着があるようでした。

これからも、身近にある材料を、子どもたちが、何かに見立てたり、何かを作ろうと思ったり、創作意欲をかきたてるような環境を、これからもご家庭で用意していただければ、と願います。