お茶の時間
春らしいお干菓子です。うぐいすや蝶々、右下の四角いお菓子は、菜の花畑。
卒園式の後に、お家の方に感謝の気持ちを込めて、お茶会を開き、御抹茶を点ててお運びするつき組さん。
卒園の日も近づいてきましたので、練習です。
練習では、お友だち同士で点てたお茶を、最後まで、飲み干します。
真の礼のおけいこです。「お点前頂戴いたします」「どうぞ、おあがりください」「ごちそうさまでした」「どういたしまして」・・・と、心の中で、感謝の気持ちを好感します。言葉に出さず、心の中で、自分の気持ちと向き合い、心を込めてお茶を点て、差し上げる、という誠実な行為で、その気持ちを伝えます。
入園したての頃のつき組さんたちのあどけない姿を思い出すと、こんなに静かな時間を楽しめるようになったのだなあ、と感慨深いものがあります。
卒園、進級、入学、、、と、うれしい中にも慌ただしい日々となりますが、一日に一回でも、静かな時間が持てるといいですね。
卒園の日のお茶会も、すべての出会い、子どもたち一人一人の成長をよろこび、感謝の時間となることを願います。
2015年2月19日