5月の造形活動の中から、またいくつかをご紹介します。
花組さんのかわいいこいのぼり。
月組さんは、4月から月に一回ですが、お茶のおけいこをしています。お礼の仕方、歩き方、お茶の頂き方、点て方などの作法も練習しますが、何よりも静かな場所で、落ち着いて、お茶をいただくことで、ゆったりとした気分に浸り、日本の伝統を感じ取ってくれればと思っています。
今回まだ2回目ですが、何はともあれ、お菓子を頂き、お茶を飲んでみることにしました。まずは、お菓子でみんなの心をぐっとつかまなくてはいけません!
初夏のお干菓子です。子どもたちにとって楽しいように、何種類も並べることにしています。子どもたちからは、「きれい〜」という声が聞こえてきました。
小さなお干菓子を、食べるのがもったいなさそうに、少しずつ食べていました。
初めての抹茶の味に、苦いという子どももいれば、おいしいと気を使ってくれる子どももいました。
美しいお菓子、お茶の香りや味わい、静寂な雰囲気、それらを経験することで、茶道や日本の文化、礼儀など、自然と身に付いていくことを願っています。
14日(木)、月組さんが花組さんの手を引いて、ペアになってくれて、 幼稚園の堀の向こうの水辺の散歩道を、おさんぽに行きました。
やはり、柳川は素敵です。一番いい季節。川の水もたっぷりです。
小さいお友だちを、大きいお兄さんお姉さんたちがしっかりガードしてくれるので、心丈夫です。
向こう岸の幼稚園の畑の所から、手を振っている園長先生に、みんな大きな声で、「お~い!」と歓声をあげます。そちらの岸から見ると、幼稚園はどう見えるの?
あらあら、カメさんも、甲羅干しかな!「しーっ!」「大きな声を出すと、カメさん、水の中にひっこんじゃうよ」そーっとね。通り過ぎましょう。
のどかな午後、無事、園に帰り着き、楽しいおさんぽでした。今度は、ほし組さんとつぼみ組さんも計画しています。
花まつりのお花が、まだまだたくさんあるので、毎年、月組さんが、フラワーアレンジメントに挑戦させてもらっています。
お豆腐の空き容器を、ご家庭から持ってきていただき、オアシスを入れて、準備完了!「自分の好きなお花をえらんで」「長さも、自分で切ってみてね」「お花だけでなく葉っぱのグリーンも生かして」・・・園庭・寺庭から、シダやアイビー、白妙菊の葉なども取ってきて、お花を引き立てます。
繊細な細いお花を好む子、ダイナミックな大ぶりのお花が好きな子、生け花風、テーブルフラワー風のラウンド型、てんこ盛り型(これも子どもらしくてかわいい!)、楚々としたわび・さび風・・・。本当に、みんなちがって、みんないい、、です。
これを機会に、お家でも、お花のある暮らしの心地よさを、大切にしてほしいと思います。今は、道ばたにもかわいい草花が咲き乱れている季節ですね。ヤクルトの空き容器や、ガラスのコップ、マグカップなど、子どもでも扱えるものを花器にして、自由に飾ってみてもいいですね。
これも、花まつりで集まってきたお花いっぱいの産物です。ありがとうございました。