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中秋の名月

今日は、中秋の名月です。みなさん、お月様を眺めていらっしゃるのでは?

 雲一つなく、とても美しい満月です。太鼓の昔から、この、同じ月が、私たちを照らし続けてくれているなんて、本当に不思議でありがたいことです。

 

お月さまの絵本もたくさんあります。

子どもは、子どもなりの感じ方で、お月さまを観るのでしょうね。お月さまにのぼってみたい・・・パパにお月様をとって!と、頼んだり。お月さまが三日月になったり、半月になったり、まんまる満月になったりするのも、きっと不思議でしょう。

大人になると、うれしいとき、よりも、悲しい時にお月さまを見上げることも多いかもしれません。お月さまは、穏やかな澄み切った光を届けてくれます。どんな場所にも。

 

明日は、月曜日に登園してきた子どもたちと、まあるいお月さまのお話をしたり、お月さまの絵本を読んだり・・・楽しみです。

そして、明日は、貴重な「スーパームーン」が見られる日と知りました。

夕方の月の出の頃、とても大きな素晴らしいお月さまが見られるということです。2日連続で、美しいお月さまが見られて、幸せですね。

 

 

 

 

 

 

2015年9月27日

季節は秋。空も気持ちの良い青空が広がっています。お休みの日は、親子で秋を感じる絶好のチャンスですね。

お彼岸を過ぎてしましましたが、田んぼのあぜ道や、そこかしこで、彼岸花がきれいに咲いています。

赤はおなじみの色合い。

白も美しいですね。

バスのルートでも、窓から彼岸花をみつけては、「きれいだね。」「あそこにも彼岸花」と、月組さんたちは、よく探せるようになりました。

 

幼稚園のプランターや木の根元、叢にも、かわいい秋の虫が。

青々としたバッタさんは、人気者。捕まえようとすると、ぴょん!と逃げ、あっという間に遠くへ。

何の気なしに、子どもたちと、言葉遊びをしていると、「しろいはうさぎ!」「うさぎは跳ねる!」「跳ねるはバッタ!」・・・と登場してきました。

 

 

 

2015年9月26日

いのちのつながり

21日は、敬老の日でしたね。

日頃から、おじいちゃん、おばあちゃんのおかげで今があること、いつもかわいがっていただくことへの感謝、いつまでも元気でいてほしい願い…それぞれのクラスのスタイルで、 それぞれの先生の思いを持って、子どもたちに伝えたり、みんなで話し合ったりしました。シルバーウィークは、ご家族みんなで楽しく過ごされたことでしょう。

そんなこの時期、「いのちのつながり」について、何かを感じてくれればと願い、いくつかの絵本を紹介します。

 

これは、「わすれられないおくりもの」スーザン・バーレイ作

アナグマさんが、年老いて、いのち尽きるまでの日々。その瞬間。アナグマさんがいなくなって、あらためて、動物たちが、それぞれに、アナグマさんから教えてもらったこと、してもらったこと、その存在の大きさ、温かさに思いを致す物語。(敬老の日に寄せて、、、というと、昨今の祖父母の皆様は、とても若々しく、とても高齢の方扱いはできないほどご活躍なので、失礼なのですが)

きっと、子どもたちも、ご家族、とりわけ、目に入れても痛くないほどの愛情でお孫さんをかわいがられている祖父母の皆様から、今の一日一日に、愛情そのものを注いでいただいていることだろう、と思うのです。

ひとつひとつの出来事を覚えていなくても、いつまでも、きっと心の中に温かい思い出が、積み重なっていくものと思います。

 

こちらは、「いのちのまつり」のシリーズです。

おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、そのまたおじいちゃん、おばあちゃん・・・」と、連綿とつながっているいのち。さかのぼると、たくさんのたくさんの皆様とつながって、はじめて今の自分の命があること。

 

そして、「おおきな木」

鮮やかな、グリーンの表紙です。この大きな木が、惜しみなく愛を与え続けるお話。暑い日差しから守り、木の実を与え、木登りをさせ、ついに、木の幹で何かを作らせ、さいごは切り倒された切り株で、「ここでおやすみよ」とさそう。惜しみなく与える愛です。見返りを求めない愛。(物質的な意味ではなく、精神的な・・・)

子どもたちは、そういう愛を、周囲の家族やおとなから受けながら、安定した気持ちでのびのびと日々を過ごし、周囲の人々を信じることや自分を信じることを覚え、何かに挑戦したり、人にやさしくできたりする。

 

こういう絵本を読んでいると、惜しみなく愛情を注いでいただいている、祖父母の皆様に思いをはせるのです。

秋の気持ちの良い気候の中、ゆったりとした雰囲気で、あたたかな絵本の絵やことばを通して、自然に子どもたちが、目に見えない大切なことってなんだろう?と感じてくれればと思います。

 

 

新園舎上棟式(もちなげ)

新しい園舎も、基礎工事が終わり、骨組みが出来てきました。

親子音楽会の後に、続けて棟上げ式(餅投げ)を行いました。お家の方々もたくさん参加していただき、活気あふれる一日となりました。

お寺の方から、借りてきたお祝いの幕が風になびき、うれしいお祝いの雰囲気が出てきました。

理事長先生により、無事、基礎工事が終わり、棟上げが出来たことをよろこび、また、これからの安全な工事とつつがなく完成の日が迎えられるように、上棟式の儀式を行われました。みんな、真剣に見つめていました。

まずは、つき組(5才児)とつぼみ組(2才児)のお友だちが、お餅をいただきます。その前に、つき組の代表のお友だちより、工事をしてくださる業者の皆さんにご挨拶。

「これまで、工事を頑張って下さって、ありがとうございます」

「これからも、安全第一で、よろしくおねがいします」

と、全員のお友だちも、一緒に声を出して、気持ちをお伝えしました。

 

さあ、いよいよ、お餅が投げられます。

さあ、どうぞ!「それっ」

「はーい、くださーい」「こっちでーす」

みんな、小さな手で、一生懸命拾いました。

親子音楽会の、アトリエスカイの「壱打」のメンバーの方も、一緒に太鼓を叩いて頂き、場を盛り上げてくださいました。

何色のお餅もらった?

お母さんたちも、がんばって、、ダイレクトキャッチの方も!

なかなか体験しない、楽しさです。

みんな、色とりどりのお餅を見せ合いながら、お家へ持ち帰ります。

お家に帰って、他のご家族にも、今日の出来事を、嬉しそうに話しながら、お餅をいただきましたとのお話を翌日お聞きしました。

新しい園舎が出来るのを、みんなで楽しみにして、工事の無事を祈り、設計士さんや現場の方々に感謝しながら、あと数か月心待ちにしたいと思います。

保護者の皆様、ご参加、ご協力、ありがとうございました。

 

 

 

2015年9月15日

親子音楽会

9月10日木曜日、保護者会主催の親子音楽会が催されました。子どもたちと、お家の方々、たくさんのご参加をいただきました。

今年度は、和太鼓のグループ「和太鼓ユニット 壱打」の皆さんです。子どもたちも興味津々!

どんどんどどん・・・息をのむような力強さで、オリジナルのすばらしい一曲目が始まりました。

日本の伝統と歴史を感じさせる、太鼓の響き、リズム、、で、心の奥底が刺激されます。

篠笛のお姉さんには、とても優美な曲の披露。

うっとり聴き入った子どもたち。

後半は、嬉しいことに、太鼓の体験をさせて頂きました。今回は時間の都合で、年長さんだけでしたが、リーダーの河島先生のご指導で、あっという間にそれらしく太鼓のリズムが出来上がっていきます。「勇気100%」の曲に合わせて、小さなお友だちは、「つき組さん、かっこいいなあ」とあこがれたことでしょう。太鼓をさわらせて頂いたつき組さんたちは、「もっとしたい」と思ったのでは?河島先生は、みんなの心が、その瞬間、一つになるような、見事な声掛けで、今日であったばかりの子どもたちを、導いていかれます。「一生懸命」であることの大切さ、はじまりとおわりの挨拶、お話を聞く態度、そして、何より、楽しく楽器に向き合うこと・・・短い時間でしたが、たくさん教えていただきました。

また機会があれば、是非、幼稚園に来ていただきますよう、お願いしたところです。

幼児期に、いろんな楽器と出会い、いろんな音色、リズム、ハーモニーに出会うことは、その背景にある文化に出会うことです。おかげさまで、子どもたちにとって豊かな体験になりましたね。

お家の方々にも、元気パワーが届いたことでしょう。日々、生き生きと、子どもと共に過ごしていきましょう。ご参加、ありがとうございました。