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作品展めぐり

作品展が終わって一週間。まだまだ、子どもたちの創作意欲は続いていて、空き箱製作にさかんに背を出している子どもたちです。

さて、作品展の次の週は、クラスのお友だちと一緒に、他のクラスの作品を見てまわりました。

「わあ~、じょうずだね~」「これ、大きなかぶじゃない?」

「これ、なんだかわかる?」「お兄ちゃんたち、すごいね!」

「このくれよんくん、川の中で、おぼれてるよ~」…泳いでるんですよ(笑)「あのくれよんくん、こっちむいてるよ」…くれよんくん、ひとりひとりに命を感じている子どもたちです。

「あのかいじゅう(りゅう)が、あそこの絵の中にもいるよ!」「ほんとだ~」

「この鳥(カナリア)、きれいに並んで飛んでるね~」

「いらっしゃいませ~」

「これ、下さ~い」

 

お家の方と、作品展当日、お家の方々と見てまわる時の、みんなの顔は、「これ、ぼくのだよ」「わたし、これ作った!」と得意気でした。中には、他のクラスから、お家の方を案内して、「自分のクラスは最後に見てね」と、一番おいしいものを最後に楽しみながら食べるような気持ちで、誇らしげに案内していたお友だちもいました。お家の方々も、目を細めながら、じっくりとご覧いただいていました。

クラスのお友だちや先生との作品展めぐりも別の感覚で楽しかったようで、つき組さんが、自分より年下のクラスの作品群を見て、「ああ・・・これ、昔したね~」「なつかしい~」(…昔って、何年前かしら?)自分自身の経験を振り返る機会にもなっていて、ほほえましかったです。また、空き箱製作を見て、たくさんのお友だちが、「これ、わたしが持ってきたカップ!」「この箱、うちから持ってきた」となどと、一つの箱やカップにも愛着があるようでした。

これからも、身近にある材料を、子どもたちが、何かに見立てたり、何かを作ろうと思ったり、創作意欲をかきたてるような環境を、これからもご家庭で用意していただければ、と願います。

 

 

2015年2月9日