花まつり
お釈迦様の誕生をお祝いする花まつり(灌仏会)は、4月8日ですが、柳川幼稚園では毎年ひと月遅れの5月8日に行っています。
子どもたちが持ってきてくれたお花で花御堂を飾り、誕生仏に甘茶をかけています。
理事長先生から花まつりについてお話を聞き、みんなでお参りしています。
お釈迦様はインドの北部ルンビニーの花園で、お母さん(摩耶夫人)のわきから生まれ、花園に生まれおちました。
花御堂はリンビニーの花園を現しています。お釈迦様は生まれてすぐに7歩き、天と地を指さし「天上天下唯我独尊」と言われました。
この宇宙にただ一つの命をいただいた、この尊い命はかけがえのないものである、というような意味です。
この時、天から龍が甘露水(甘い雨)を降らせたという逸話から、甘茶をかけるようになりました。
各クラス花御堂を移動して、みんな甘茶をかけ、お弁当の後に、やかんからの少しずつ甘茶をいただきました。
きれいな花御堂や、甘茶の不思議な味とともに、子どもたちの記憶の中にお釈迦様の命の尊さの教えが、刻まれば有り難いことです。
2012年5月8日