焼きいも会
園庭のけやきの木。
春の日、新しい緑の葉を芽吹き、みんなの入園や進級を見守り、
夏の日、プール遊びではしゃぐみんなに、日陰を作ってくれた。
秋の日、緑から黄色、オレンジへと色づいて、風に乗ってはらはらと葉っぱのダンス。
これからの冬は、葉を落とし、みんなに陽だまりを作ってくれる。
そんなけやきの木の、落葉した葉っぱを、10月から、少しずつみんなで集めてきました。
その葉っぱを大切に使って、焼き芋会です。
バスの先生がたに、下準備をしていただきます。几帳面な二人の先生方により、見事な焼き芋の居場所ができました。この枯葉の下には、かわいい小枝がぎっしり敷かれています。お芋さんたちは、気持ちよく焼かれることでしょう。
さあ、チーム別に集まって、先生たちが、「こんな風に、お芋を、アルミ箔でまくんだよ。」と。
みんな、おかわりして、おなかがいっぱい。そして、温まりました。昔は、そこかしこで行われていた焼き芋。「いしや~き~いも~」という焼き芋屋さんのゆっくりしたスピードの車を追いかけることもなくなりましたね。
これも、日本の文化。年に一度は、子どもたちとともに懐かしく味わいたいものです。
冬休みに、お家でもいかがですか?
(子どもたちには、くれぐれも、子どもだけで火遊びはしませんよ、と注意はしています。お家の方々とご一緒に。)
2015年12月15日