月組さんは、4月から月に一回ですが、お茶のおけいこをしています。お礼の仕方、歩き方、お茶の頂き方、点て方などの作法も練習しますが、何よりも静かな場所で、落ち着いて、お茶をいただくことで、ゆったりとした気分に浸り、日本の伝統を感じ取ってくれればと思っています。
今回まだ2回目ですが、何はともあれ、お菓子を頂き、お茶を飲んでみることにしました。まずは、お菓子でみんなの心をぐっとつかまなくてはいけません!
初夏のお干菓子です。子どもたちにとって楽しいように、何種類も並べることにしています。子どもたちからは、「きれい〜」という声が聞こえてきました。
小さなお干菓子を、食べるのがもったいなさそうに、少しずつ食べていました。
初めての抹茶の味に、苦いという子どももいれば、おいしいと気を使ってくれる子どももいました。
美しいお菓子、お茶の香りや味わい、静寂な雰囲気、それらを経験することで、茶道や日本の文化、礼儀など、自然と身に付いていくことを願っています。