作品展(つき組)
つき組さんの共同制作のテーマは「世界」。今年は夏にロンドンオリンピックがあり、国旗や世界の国々への興味が芽生えました。そこで、いろいろな国や地域の文化や自然を調べ、学びながららの共同制作になりました。
オリンピックの五つの輪、五輪のマークは、それぞれ色が五つの地域(青→オセアニア、黄→アジア、黒→アフリカ、緑→ヨーロッパ、赤→アメリカ)を現しています。
みんなで世界のことを調べた後、五つのグループに分かれ制作をすすめました。
グリーンのヨーロッパの輪には、凱旋門、ロンドンブリッジ、風車などがあります。赤のアメリカ大陸の輪には、自由の女神、ニューヨークのビル群。
アジアの黄色の輪には、富士山、万里の長城、スカイツリー、各国の民族衣装も調べました。アフリカのキリマンジャロ、動物たち、オセアニアのカンガルーやコアラ・・・。
五輪の輪の上には、国旗をつけた貯金箱があります。
世界中のいろいろなことを、図鑑や絵本で調べて壁に貼りました。少し園児には高度な内容も含まれますが、みんな興味津津の様子でした。
共同制作のための絵画作品です。なかなかうまく描いていることに、驚かされました。下調べの結実でしょうか。
作品展の前日に、これまでみんなで手分けして作ってきたものを、レイアウトしていきます。五輪の輪の上に世界中のいろいろなものが置かれ、僕たちの世界ができあがっていきます。バックには地球と、またその後ろにはマーブリングを使って作った宇宙が広がります。広大になってきましたね。大好きな国旗も飾られました。
作品展示の様子。奥にはモンドリアンの「コンポジション」があります。
八つ切り画用紙の作品。カニやザリガニ、グミ、水墨画などがまります。
切り取った形と、抜け出した形、それを上下にはりました。きれいで面白い作品です。
だんご虫の地下の世界を描いています。土の部分も全部だんご虫にしたのでしょうか?色とりどりのち密な絵になっています。描き進むうちに、装飾的才能が開花したのでしょうか!
和紙に墨と淡彩で描いた作品。なんだかよくわかりませんが、何か不思議な作品になりました。落款があるとぐっと絵が締まります。
ぶどうを上からつまんでいるところでしょうか、余白の美を感じますね。
消防車の絵。大きな消防車と消防士さんたちが園に来て、スケッチ大会がありました。赤い消防車、青い消防士さん、バランスのいい作品です。どちらもイキイキしていますね。
こちらは、和紙に淡彩と割り箸ペンで描いた、絵本「かさじぞう」の絵。優しそうなお地蔵さまですね。
アケビ、柿、くり、洋ナシ、秋の実りの絵です。アケビは初めて見る子どもたちが多かったようです。
菊花展を見に行って、菊を描きました。着物の反物のように、きれいな色合いの菊が描けました。