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春の花、その後

チューリップが咲き終わった後は、星組さんみんなで葉っぱと球根を抜く作業をしました。

みんな、大きなかぶをぬこう!の勢いで、とても楽しみながら、やってくれました。

ほらほら、見て見て!玉ねぎみたい・・・!との声も。

こちらは、咲き終わったノースポールやパンジー、ビオラを、押し花用と砂場あそびのデコレーション用に摘み取っていきます、丁寧にやさしく、お花の最後の命をいただきます。

摘み取ったお花は、お水をはった洗面器に集めていきます。

水に浮かべると、とてもきれい!枯れかかって植木鉢に咲いていた花々とは思えないほど、おしゃれな雰囲気に生まれ変わりました。月組さんたちは、自分たちだけ楽しむのはもったいない、との気持ちから、ほかのクラスのお友だちにもおすそわけしよう、とこのように集めてくれました。こんなところからも、やさしい思いやりが育っていることがわかります。ありがとう、月組さん!

「ほら、見てください!月組さんたちが、みんなにも集めてくれたよ」先生からお話を聞き、嬉しそうに水に浮かんだお花を手に取り、ほかのクラスのお友だちも、みんな、砂場でのケーキ作りのトッピングや、お料理に使いました。素敵でしょう?

月組さんたちは、新聞紙にお花を挟んで、押し花にしましたよ。みんな、慎重に手を動かしていますね。

数日たって、白い画用紙の上に置き、自分なりにレイアウトしていきます。これもまた、素敵な仕上がりに!ラミネート加工を施し、お家に持ち帰ります。ご家族で、楽しんでくださいね。また、きれいなお花を見かけたら、押し花にするのもいいですね。

・・・その後、みんなが、花がら摘みを丁寧にしてくれたおかげで、もうおしまいと思っていたビオラが、また息を吹き返し、まだまだ咲いています。みんなの思いが通じて、お花たちも、もうひと踏ん張りしてくれたのでしょうね。

もうしばらく、楽しめそうです。季節はそろそろ梅雨の季節。紫陽花のおしゃべりも聞こえてきました。花々は、季節の移り変わりとともに、次々と、次のお花にバトンタッチしていきます。それを愛でることのできる私たちは、なんて幸せなのでしょう。

 

 

 

2014年6月3日